緊急利下げでも株価を支えられない理由と今後のコロナウイルスの影響について

  • 2020年3月16日
  • 2020年3月16日
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コロナウイルスの影響により連日相場が荒れている。

ダウは1,000ドルから2,000ドルの上げ下げを連日のように繰り返しながら、上値・下値を切り下げている。

つい数週間前まで連日連騰で毎日のように史上最高値を更新していたのが、遠い昔のように感じている。

現在、NY市場は開場前だが、アジア時間に5%超下落しサーキットブレーカーが発動し、未だ停止中である。

昨日、FRBが緊急利下げ、しかも市場予想の0.5%ではなく1.0%の利下げを行ったにも関わらず急落している。

FRBの緊急利下げでも株価が支えらえない理由

昨日の1.0ポイントに利下げにより、アメリカはほぼゼロ金利となった。従って、もうこれ以上の利下げ余地はない。

あと残されているのは金融緩和だが、これもその場しのぎのドーピング処方に過ぎない。

ただ、現在の法律では不可なのだが、日銀と同じように株式を買い上げるという荒療治も残されている。これは今後の市場の動向次第といったところだろう。

FRBは3月3日に0.5%の緊急利下げを行っており、今回の分と合わせると1.5%の利下げを行ったことになる。もちろん、これはアメリカの株価を支えるための方法であった。そして、昨年まではそれが確かに効いていた。

しかし、今回は株価を支えるどころか、さらに暴落を引き起こしてしまっている。一連のFRBの利下げは、明らかに投資家心理にネガティブに作用しているのだ。

それには2つ理由がある。

  1. 「大幅利下げをしなければならないほどヤバイ状況になっているのでは?」と投資家の疑心暗鬼を生んでしまった
  2. そもそもの株価暴落の原因がコロナウイルスによるものなので、どんなに利下げしても金融緩和しても効力はゼロ

投資家の疑心暗鬼が増悪

昨年までのFRBは、0.25ポイントの利下げを時間をかけてゆっくりと行ってきた。

しかし、今回はわずか2週間で2回も緊急利下げを行っている。

しかも、利下げ幅はトータルで1.5ポイントである。尋常でない利下げ幅と利下げスピードである。

多くの投資家は、「FRBは我々が知らない何かやばい事情をつかんでいるに違いない」と疑心暗鬼になってもおかしくないだろう。

つまり、FRBの早急な利下げは、株価を支えるどころか、逆に投資家たちの不安を煽ることになってしまったのである。

株価暴落の原因はコロナウイルス

現在の市場の暴落の原因は、武漢発のコロナウイルスによる影響である。

従って、コロナウイルスが収束するまでは、市場の混乱は収まることはないだろう。

上のツイートでも書いてある通り、以下の2点のどちらかが起こらない限り、株価の暴落は止まらない。

  1. 殆どの人間がコロナに感染しコロナウイルスの抗体を持ち、それによって自然消滅
  2. コロナウイルスのワクチンが開発・実用化されること

コロナウイルスの現況

現在のコロナウイルスのホットスポットは、ヨーロッパである。

特にイタリアでの感染者数は2万人を超えており、死者数も2000人に迫る勢いである。ピークアウトまでもう少し時間がかかりそうだ。

そして、ここ数日で感染者数が激増しているのがアメリカである。こちらは、まだ序盤であり、これからさらに感染者数が激増し、その後、死者数が徐々に増えていくことになるだろう。

そうなれば、米株はもちろん日本株も下げ足を加速させることになるだろう。

中国でのコロナウイルス感染者数は完全にピークアウトしているが、それを参考にすればアメリカのコロナウイルス感染者数のピークアウトは4月初旬から中旬にかけてになるだろう。

株価はその辺で一旦底を打つことになる。

しかし、注意しなければならないのは、アメリカは既にリセッション入りしているであろうということだ。

 

アメリカはリセッション入りしたのか?

私はアメリカはすでにリセッション入りしていると思っている。

ダウは既に高値から20%超下落、S&P500はまだ16%程度に収まっているが、20%超の下落は時間の問題だろう。

ちなみに、以下のグラフは過去のアメリカ景気後退の期間を示している。

これによれば、アメリカのリセッション期間の平均値は13か月である。つまり、来年の春頃までは株価は軟調な展開となる可能性が高い。

もちろん、これから1年間は絶好の仕込み期間とも言える。

積極的に米株を買っていきたいと思っているが、まだ時期尚早である。

 

 

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