”世紀の相場師”ジェシー・リバモアに学ぶ【後編】

本記事は前回の続編になります。

もし前編を読まれていない方は、そちらもどうぞお読みいただければ幸いです。

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”ほとんどの人はただ受け身的に支持をまっているだけ”

投資判断を他人に頼るトレーダーは結構多いですが、これも市場で散財してしまう原因になります。

未だに証券会社の言うがままに株式を買っている人がいますが、これは市場のカモにしかなりません。

また、著名投資家が推奨していたという理由だけで株を買う人もいますが、こういう人もほぼ市場の餌になります。

このように、自己判断で株を買わずに他人任せの人が意外と多いのが実情です。

もしトレードで成功したいのなら、100%自己責任で行動する必要があります。

自分のトレード手法を確立させる

人それぞれトレード手法は違います。勝っているトレーダーの手法が、あなたにフィットする保証は何もありません。むしろ、フィットしない可能性の方が高いと言えるでしょう。

それでは、自分に合ったトレード手法はどのようにしたら見つけられるのでしょうか?

それは、あなたの性格や生活スタイル、そして投資目的によります。

株式投資であれば、インカム(配当)目的なのか、それともグロース(成長)目的なのかによって投資ターゲットは違ってきます。

また、日中チャートを見ることができない人は、デイトレやスキャルピングはできません。

自分が何をしたいのかを把握して、自分に合った取引方法を見つけてください。

”株価は買うのに高過ぎでも、売るのに安過ぎでもない”

株は「安く買って高く売るもの」という固定観念を持っている人が多いと思いますが、これは必ずしも正解ではありません。

なぜなら、「高く買って、さらに高く売る」こともできるからです。

よって、「安く買って高く売るもの」という固定観念を捨てれば、投資機会はとても多くなります。

”損失確定をしなければ利益確定の機会も失う”

トレードの結果は以下の4つしかありません。

  1. 小さな利益
  2. 小さな損失
  3. 大きな利益
  4. 大きな損失

以上4つの中で唯一避けるべきものは4番の大きな損失です。

そして、大きな損失をしなくなれば、トレーダーとして飛躍的に進化できます。

従って、小さな損失は何も気にする必要はありません。大切なのは大きな損失で市場から一発退場を喰らわないことです。

”逆張りでなく順張り”

ジェシー・リバモアは順張りを推奨しています。つまり押し目買いです。

個人投資家は逆張り好きの人が多いようですが、個人投資家の90%が負けていることを鑑みれば、逆張りがいかにリスキーであるかがわかると思います。

順張りトレードに適した相場環境

値動きには以下の3つしかありません。

  1. 上昇トレンド
  2. レンジ
  3. 下落トレンド

そして、これらは常に変化していきます。

トレードは自分のトレード戦略に合った場面でのみ行わなかればなりません。

順張りトレードは、トレンドが出ている時にのみ機能します(レンジ相場において順張りトレードは機能しない)。

トレンドフォロー戦略は勝率が上がる

上昇トレンドは下落トレンドに比べると比較的長期間続く傾向があります。

よって、上昇トレンド中の順張りトレードはとても機能する戦略と言えます。

ニック・ラッジの研究によると、52週移動平均線を上にブレイクアウトした場合、押し目買い戦略を実行すれば損失を被る確率が低くなるという結果が出ています。

この研究結果からも、トレンドフォロー戦略は勝率が上がることがわかると思います。

”トレードで一攫千金は狙うな”

トレードでは一攫千金を狙うものではありません。

トレードにある程度慣れてきて、少しずつ利益が積み上がってくると、投資金額を増やしたくなる気持ちが湧いてきます。

もちろん、投資金額を2倍にすれば、儲けは単純に2倍になります。しかし、ポジションサイズはリスクと比例することを忘れないようにしてください。

つまり、投資金額を増やせば、それだけリスクを取っていることになります。

もちろん、うまくいく場合は良いですが、リスクを取った分、損失額も増えます。

”ナンピン買いはするな”

平均取得単価を下げるためのナンピン買いは止めた方が良いでしょう。

なぜなら、それは自己満足以外の何ものでもないからです。

株の売買ではもっと本質的なことにフォーカスする必要があります。

それは、企業業績予測や現時点でのファンダメンタルズなどです。

これらを無視し単価を下げることを目的としたナンピン買いは、とてもナンセンスですし危険です。

それでは、どうして取得単価を下げたいという欲求が出てくるのでしょうか?

それは、「損失の痛みを避けたい」という意図が作用しています。そしてこの意図の背後には、「欲と怒り」が潜んでいます。

”市場はいつも正しい”

市場に対して自分にとって都合の良い解釈をするトレーダーがいます。

例えば、以下のような感じ。

  • 株価は底をつけたので、これ以上下がることはない
  • 私のファンダメンタルズ分析は間違いない
  • 市場は間違っている

このような意見に耳を貸すべきではありません。

万が一、市場に対してあなたがこのような考えを持っていたとしたら、とても危険であることを認識してください。

トレーダーとして生き残るためには、自分の考えは捨て、市場を尊重することが必要です。

決して市場に逆らってはいけません。

市場に逆らって生き延びた投資家など一人もいないのですから。

お勧めのリバモア書籍

以下アマゾンより抜粋。

母からもらった5ドルを手に家出同然でボストンを目指した14歳の少年が、徒手空拳からやがて巨万の富を築き上げる――。

本書は「伝説の投機王」「ウォール街のグレート・ベア」などと称された相場師、ジェシー・リバモアがたどった破天荒な生涯を再現したものである。

この物語をおもしろくしているのは、リバモアが市場で大胆な勝負をしかけ、巨額の利益を上げていくシーンの数々である。

著者はその緊迫した投機的株取引の世界を見事に描きだしている。象徴的なのは、1929年の世界恐慌でのこと。主力銘柄の株価に「過熱し過ぎ」のサインを見たリバモアは、市場トレンドの変化を確信し、一気に「空売り」を開始する。

経済環境は順風満帆、相場は強気一辺倒のなかでである。ひとり流れに逆行するリバモアは、周囲から狂気の沙汰とさえ受け止められる。が、やがてブラックマンデーが到来。大暴落した市場で株を買い戻したリバモアは、1億ドル以上の利益を得る。

これはリバモアをモデルにした小説です。投資家心理の描写が絶妙です。投資家心理に興味のある方は必読の書です。

以下アマゾンより抜粋。

わたしたち一人一人の欲望と幻想の総体、実はそれが「市場」の正体なのだ。本書は、ギャン、ソロス、と並ぶ天才的な投機家であるジェシー・リバモアを描いた「小説」である。

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