19時53分現在の金価格は1852ドル。
ここまではおよそ1%程度の下落となっている。
週末ということもあり利益確定の売りが出ているようだ。
まずは日足チャートを見てみよう。
NY金日足チャート
直近高値は昨日の1875ドル。
ここから、下落トレンドが続いている。
しかし、1875ドルは特に意識される価格帯ではない。
従って、本日の下げは積極的な売りとは思えない。
先にも書いたように、おそらく週末の利益確定売りだろう。
しかし、NY時間でさらに売られる展開になると1840ドル付近まで下押しするかもしれない。
次に米10年債利回りの日足チャート
米10年債利回り日足チャート
こちらは1.1ポイント付近でもみ合いが続いている。
1ポイントを上にブレイクアウトして以来、一方的に上昇してきたが、一服感が出ている模様。
金価格にとっては決して悪くない環境である。
今後の展開であるが、海外のソースだと2ポイントを目指す値動きになるとの報道もある。
そうなると、コモディティだけでなく株にも影響を与え始めるだろう。
しかし、ここから上昇してもせいぜい1.5-1.8ポイント程度までではないだろうか。
もし1ポイント台後半に到達した場合、FRBが何らかの対応をすると思っている。
最終的にはこの付近で推移しながら、適温相場が継続すると予想している。
最後にドルインデックスの日足チャート。
ドルインデックス日足チャート
こちらは相変わらずドル安が継続している。
現在かろうじて90ポイント台を維持しているが、遅かれ早かれ再びここを割ってくるとみている。
今回の金価格の急落は、米10年債利回りの急伸に端を発したが、徐々に環境が整いつつあるのを感じている。
ここからさらに上値を追う展開になるだろう。
取り急ぎ以上!
トレード結果
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
現在のポジション
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1829.54L×200