17時25分現在の金価格は1700ドル。
つい先ほど、ショートでエントリー済みである。
詳細はこの後、解説していく。
まずは日足チャートを見てみよう。
NY金日足チャート
本日ここまでの高値は1714ドルとなっている。
しかし、現在は上髭付きの陰線ローソク足。
先週金曜日の安値1687ドルはまだ維持しているが、まずはここが下値目途となる。
冒頭で書いたように、先ほどショートでエントリーをした。
ここから、1600ドル台中盤まで下落する方に賭けてみることにした。
その前提は、「米10年債利回りがさらに上昇していく」こと。
この前提が崩れない限りショートポジをホールドしてみようと思っている。
次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。
米10年債利回り日足チャート
本日も上昇の勢いは衰えていない。
直近の高値は先週金曜日の1.622%。
おそらく、ここは今晩中に上抜けしてくるだろう。
そして、金価格はそのタイミングで明確に1700ドルを割ってくると予想している。
・・・とここまで書いている内に、金価格は既に1695ドルまで下落している。
そして、ドルインデックスも上昇の勢いが止まらない。
これも、金価格の下押し圧力の増加要因となっている。
ドルインデックス日足チャート
先週木曜日に100EMAを上にブレイクアウトして以来、上昇の勢いが加速している。
次の上値ターゲットは200EMAとなる。
92ポイント台の後半付近になるだろう。
最後にファンダメンタルズについて。
ファンダメンタルズ
まずはこちらの記事をどうぞ。
イエレン米財務長官は最近の米国債利回りの上昇について、インフレが突発的に急加速する見通しを反映しているとの不安は当たらな…
現在の市場の懸念は米長期債利回りの急伸である。
これが金価格、そして株価の上値を重たくしている最大の要因だ。
イエレン氏は米長期債利回りの上昇について、以下のようにコメントしている。
長期金利は幾分、だが主に市場参加者がより力強い回復を見込んでいるという理由で上げたと私は考える
また、現在のアメリカの失業率については、以下のように述べている。
400万人が職を失って労働力から離脱したことを考慮すれば、「実質的」な失業率はむしろ10%に近い
今のところ、長期金利の上昇は黙認のスタンスを維持している。
従って、今の状況が続く限り、金価格は下落トレンドを維持すると考えて良いだろう。
取り急ぎ以上!
トレード結果
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
現在のポジション
- WTI原油;59.81L×100、67.29L×100
- NY金;1702.92S×100