17時10分現在の金価格は1696ドル。
本日は反動高となっている。
しかし、ここまでの高値は1700ドルに至っていない。
まずは日足チャートを見てみよう。
NY金日足チャート
ここまでの高値は1698ドル。
そして、安値は1680ドル。
昨日の安値が1678ドルとなっており、現段階では安値切り上げとなっている。
また、米10年債利回りは下落基調となっているため、今日はこの後戻りが大きくなるかもしれない。
米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。
米10年債利回り日足チャート
しかし、依然として強い上昇トレンドであることに変わりはない。
ここから、200EMAまで調整の可能性も十分あり得る。
そうなると、NY金の戻りも大きくなるだろう。
その場合、1725ドルまで戻してくるかもしれない。
このような現況を鑑みて、昨日取ったショートポジはつい先ほど微益撤退とした。
しかし、未だNY金は下落トレンド。
戻り売りのスタンスは維持している。
最後にファンダメンタルズ
ファンダメンタルズ
現在のマーケットに大きな影響を与えている、米長期金利の上昇について。
まずはこちらの記事を参照いただきたい。
2021年2月は、長期金利が内外市場でほぼ一本調子に上昇する月になった。月末近くになると、そうした金利の上昇がハイテクを…
この記事に以下のような文言がある。
米国の債券市場参加者はこのところ、実際には存在しない「インフレゴースト(インフレのおばけ)」を過度に警戒している、ないしおびえている観が強い。
実際、今起こっていることは、これではないだろうか。
現在の米長期債利回りは、歴史的に見ても、それほど高いとは言えず、単に市場が過剰反応ているだけのような気がしている。
それに市場が気づいてくれば、いずれ落ち着いてくると思っている。
取り急ぎ以上!
トレード結果
- WTI原油;ノートレ
- NY金;1702.92S×100⇒1696.78C
現在のポジション
- WTI原油;59.81L×100
- NY金;ノーポジ