16時47分現在の金価格は1725ドル。
本日は開場直後からやや軟調な値動きとなっている。
ちなみに、先ほど予定通りショートを仕掛けてある。
まずは日足チャートを見てみよう。
NY金日足チャート
先週木曜日に上値目途としていた20EMAを少し上に抜けた所で引けた。
そして、今朝の記事にも書いたように、このラインで再び下落基調に転じようとしている。
商品先物をファンダメンタルズ分析しながら投資するコツ。原油、金、日経平均、ダウなど。…
現段階では方向感は乏しいが、NY時間にははっきるするだろう。
万が一、20EMAを超えて上昇していくようならロスカットの予定である。
次に週足チャート。
NY金週足チャート
ここからもう一度100EMAを試してくると予想している。
従って、利確目標価格は1690ドルから1700ドル。
ここからは徐々に上値を切り下げながら、100EMAとの間のレンジ相場が続くと見ている。
ただし、それも全て米長期債利回りの展開次第である。
それでは、米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。
米10年債利回り日足チャート
やや上昇となっているが、未だ方向感ははっきりしていない。
こちらもNY時間に明確となるはずだ。
予想としてはここから上値を追う展開だ。
2%までは上昇してくる可能性が高い。
最後にファンダメンタルズ。
ファンダメンタルズ
先ほど書いたように米10年債利回りが2%に到達することは、市場は織り込んできている(既に織り込み済みの可能性もある)。
しかし、以下の記事では米10年債利回りが3%に達する可能性があることを示唆している。
オーストラリア最大の年金基金、オーストラリアンスーパーの投資戦略の中核をなす見方が一つあるとすれば、それは米国債利回りに…
米国債からの資金流出は10年債利回りが3%程度に到達するまで続く見通しだと、オーストラリアンスーパー(運用資産2100億豪ドル=約17兆3200億円)の資産配分責任者、カール・アストリ氏が指摘。これは経済成長を危機にさらし、米金融当局に対応を余儀なくさせるのに十分な高い水準だという。アストリ氏は国債保有を一段と縮小しているほか、株式はバリュー銘柄にシフトしている。
「米10年債利回りが2%に到達したら、ナスダックは10%調整するだろう」という記事をどこかで読んだが、こちらでは3%に達する可能性を示唆している。
個人的見解としては、その前にFedが何らかのアクションを起こすと見ているが、このような可能性も視野に置いておく必要があるだろう。
いずれにせよ、まずは2%で市場がどのような反応を見せるのか興味津々である。
取り急ぎ以上!
トレード結果
- WTI原油;ノートレ
- NY金:ノートレ
現在のポジション
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1727.59S×100