NIO納車台数アップデート
- 2020年12月のNIOの納車台数は7,007台(前年比121.0%増)
- 2020年Q4のNIOの納車台数は17,353台(前年同期比111.0%増)
- NIOの2020年の累計納車台数は4万3728台(前年比112.6%増)
- 2020年12月31日時点でのES8、ES6、EC6の累計出荷量は75,641台
2020年12月のNIOの納車台数は7,007台となり、前年同月比121.0%増の大幅な伸びを記録しました。
内訳は以下の通りです。
- 6人乗り・7人乗りのSUV「ES8」2,009台
- 5人乗りSUV「ES6」2,493台
- 5人乗りクーペSUV「EC6」2,505台
NIOの2020年第4四半期の納車台数は17,353台で、前年同期比111.0%増となり、四半期ガイダンスの上限を上回りました。
2020年12月31日現在、ES8、ES6、EC6の累計納車台数は75,641台に達し、そのうち4万3,728台が2020年に納車されています。
Li Auto納車台数アップデート
- 2020年Q4の納入台数は14,464台
- 2020年の累計納入台数は32,624台(前年比108%増)
第4四半期の当社の納入台数は14,464台に達し、第3四半期の納入台数を67.0%上回り、当社のガイダンスの上端を20.5%上回りました。
また12月のLi ONEの受注件数は、過去最高を記録しました。これは前年比500%の増加に当たります。
さらに、2020年12月18日時点で、Li ONEの累計納車台数が3万台を突破しています。2019年12月4日に納車を開始してからわずか12ヶ月強で達成されています。EVメーカーの最速記録です。
Xpen納車台数アップデート
- 2020年12月の月間納車台数は過去最高の5,700台(前年同月比326%増、前月比35%増)
- 2020年Q4の納車台数は12,964台で過去最高(前年同期比303%増、2020年第3四半期比51%増)
- 2020年のXpengの納車台数は2万7,041台(前年比112%増)
Xpengは、2020年12月のスマートEVの月間納車台数5,700台を達成しています。
内訳は以下の通りです。
- スポーツスマートセダン「P7」が過去最高の3,691台
- スマートコンパクトSUV「G3」が2,009台
12月の実績は、前年同月比326%増、11月比35%増となりました。
2020年第4四半期に合計12,964台のスマートEVを納車しました。
これは、前年同期比303%増、2020年第3四半期比51%増と、四半期としては過去最高の納車台数となっています。
2020年第4四半期には、8,527台のP7が納車されました。
2020年12月31日での累計納入台数は27,041台に達し、前年比112%の増加しました。
P7の年間累計納入台数は、6月末に大量納入を開始し、15,062台に達しました。
2020年には合計11,979台のG3が納車されています。
まとめ
納入台数だけを比較すると、NIOが他の2社を引き離しで独走しています。
しかし、Li autoとXpengは特に2020年12月の前年同期比からの増加率が激増しており、2020年後半にかけてものすごい勢いで追い上げているのがわかります。
チャート比較
こちらはNIO, LI, XPEVの3社を割合(%)で比較したチャートです。
このチャートを見てもわかるように、NIOのパフォーマンスが2社を引き離しています。
一方、Li autoとXpengは似たような値動きをしています。
もちろん、これはNIOがこれら3社の中で最初にアメリカに上場しているからとも言えます。
しかし、NIOが他の2社とは異なり大きなアドバンテージを持っているのも確かです。
一つ目はバッテリースワップサービスです。
現在、EVセクターを牽引しているのは、NIO, LI, XPEV、そしてテスラ(TSLA)ですが、唯一NIOだけがバッテリースワップのサービスを行っています(バッテリースワップとはバッテリー交換サービスのこと)。
また、中国当局はバッテリーを交換できるEVに対してのみ補助金を出していることも、NIOにとって大きなアドバンテージとなっています。
ただ、先ほども解説したように、Li autoとXpengは2020年後半にかけて納車台数をかなり伸ばしてきています。
また、NIOと比べて出遅れ感があるため、NIOに乗り遅れた人にとっては投資妙味があると思います。
関連動画
ブログ村ランキング応援お願いします!
関連記事