FX・株トレードで必須のテクニカル分析

  • 2019年6月13日
  • 2020年4月1日
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FXや株のトレードでは、テクニカル分析はなくてはならないものである。ファンダメンタルズ分析や投資心理学なども同様に大切だが、本記事ではテクニカル分析に焦点を絞って解説してある。

テクニカル分析に使われるインジケーターには、様々なものがある。ここでは、移動平均線とサポートライン&レジスタンスラインの見方を中心に解説してある。

月足チャートによるテクニカル分析

チャートを見たとき、まずやるべきことはトレンドの確認である。つまり、現況が上昇トレンドなのかそれとも下降トレンドなのか、またレンジ相場(もみ合い)なのかを判断しなければならない。

トレンドの確認

  1. 上昇トレンド
  2. 下降トレンド
  3. レンジ相場(もみ合い)

まずは月足チャートでトレンドの確認を行う。もし、レンジ相場であれば、このチャートではトレードはしない。逆にトレンドが出ているならば、サポートラインとレジスタンスラインを見極める。

サポートラインやレジスタンスラインになりやすいのは、キリ番、フィボナッチライン、直近の高値や安値である。

月足チャートのトレンドを確認した後、週足チャートの確認に移る。

週足チャートによるテクニカル分析

週足チャートでは、最初に移動平均線をつかってテクニカル分析を行う。20日、50日、100日、200日の各移動平均線とローソク足の位置関係をチェックする。

ローソク足が全ての移動平均線よりも上側にあるときは上昇トレンドであり、下側にあるときは下降トレンドになる。

また、サポートラインまたはレジスタンスラインとなっている移動平均線の有無もチェックする。

先述したように、キリ番やフィボナッチラインも意識されやすいので、そちらでのローソク足の動きもチェックするようにしたい。

上昇トレンドの場合、レジスタンスラインをブレイクアウト(上放れ)した後の押し目を拾うのが鉄則である。決してレジスタンスラインの下側でロングをエントリーしてはいけない。

アメリカ株のトレードでは、週足チャートを確認する際、必ず市場全体と比較するようにしている。市場全体とは、NY市場の三指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)のことである。

もし、その株がNY市場よりもパフォーマンスが悪ければ、トレードはしないことにしている。

下のチャートはGE(ジェネラルエレクトリック)とNYダウとの比較チャートである(週足チャート)。

2017年1月23日を境にGEの株価は、NYダウよりもアンダーパフォームしているのがわかる。

このような状態でGEをロングで仕掛けるようなことはしない。

日足チャートによるテクニカル分析

月足チャートと週足チャートで状況を俯瞰した後、日足チャートによるテクニカル分析に移る。

日足チャートは、エントリーポイントとエグジットポイントを判断するために利用している。

最初に確認することは、ローソク足が200日移動平均線よりも上側にあるのか、それとも下側にあるのかということである。

200日移動平均線よりも上側にあるならロングエントリー、下側にあるならショートエントリーしか考慮しない。

ロングで仕掛ける場合、月足チャートと週足チャートにおいてもローソク足が200日移動平均線よりも上側に来ていることが前提である(ショートはその逆)。

次に確認するのが、その他の短期移動平均線とローソク足との関係である。ローソク足が移動平均線よりも上側にあれば上昇トレンドであるが、それが短期の移動平均線であるほど強い上昇トレンドとなる。

移動平均線とローソク足との位置関係を確認した後、過去の価格推移からチャートパタン(値動きの癖)を探る。具体的には、プルバック(押し目または戻り)の深さやブレイクアウト前後での値動きのパターンを確認する。

以下はコカ・コーラの週足チャートである。

このチャートからわかることは、200日移動平均線を若干オーバーシュート気味に上昇トレンドを描いているということ。

そして、破線で示してあるサポートラインで下値が支えられている傾向があることもわかる。

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